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アラサー女性の健康意識を探る!座談会ウォッチング

はじめまして。
生活者観察ラボ シルホド!note編集チームの小林です。

今回はシルホド! の活動の1つ、ワークショップイベントの活動についてご紹介します。

最近、健康を謳った商品やサービスをより多く目にするようになり、
ご自身の健康と向き合うことも増えたのではないでしょうか。
特に女性は30代を境にライフスタイルや体調が変化するといわれています。
そこで シルホド!では、オンラインにて座談会とデブリーフィングを実施し、アラサー女性の健康意識について紐解いていくことにしました。

座談会には、弊社女性社員3名が登壇しました。
事前アンケートをもとに使用している健康グッズやサプリメントなどの写真も投影しながら、健康に関して三者三様の“ありのまま”の実態を40分ほどお話してもらい、ワークショップの参加者はその様子を注意深く「観察」しました。

事前アンケート内容
座談会の様子

その後、座談会ウォッチしていた参加者全員でデブリーフィングを行いました。発言内容を振り返り、その発言の気持ちや背景などを考察しながら、アラサー女性の健康意識についてまとめていきました。

Miro デブリーフィングボード

以上のワークショップでみえてきた「アラサー女性の健康意識」について
3つご紹介いたします。

体型や肌、身体の調子が整っていることが「健康的」である

発言の中で体の内側よりも外見(美容含む)に関する話が多く上がりました。例えば体の歪みやむくみ、体重増加(代謝が落ちた・痩せにくい)、シミなど表面的な変化です。年齢が出やすい外見に課題感を感じているようです。
つまり健康とは、若い頃と同じように整っている状態が「健康的」であるという価値観があると思われます。
結婚や同棲などライフスタイルの変化がモチベーションとなり、健康課題に取り組むきっかけになっています。

衰えを感じ始め「プレ覚悟」をしつつも、お金はかけるが手間はかけたくない

「老けてきた」という発言にもあるように、年齢による衰えや体の変化にそろそろ対処していかなければという覚悟が伺えます。
その為、健康に繋がることは色々試そうという意向が見られ、健康グッズやジムなどにはお金を惜しまない傾向があるようです。
一方で手間は極力かけたくないし手間のかかるものは続かず、サプリメントなど栄養が摂取できる手軽さを買っているものと思われます。

「高い理想」や「意識が高いという自覚」はなく、対症療法を模索し補おうとする

健康意識が高いという自覚はなく、理想を追い求めるというよりもマイナスを補うという意識が強く感じられます。
その為、キラキラした憧れの人がいるというよりも、自分の手の届くできる範囲での対症療法を模索しています。

Twitterでも健康の為にゆるく始めてみるという様子が見受けられました。ハードルの低い健康法ではありますが、座談会中の発言にもあるようにやらないよりはマシという意識があると思われます。


まとめ

アラサー女性の健康意識についてワークショップで深掘ってきました。

20代前半には感じなかった老化や外見の変化に敏感で、
健康維持に対して意欲的に取り組んでいる姿勢が伺えました。
また今回は働く女性(子なし)ということもあり、自己投資できるお金の余裕も感じられ、時間と手間をお金で買う意識も感じられました。
そこには健康意識が高い自覚はなく常に模索している様子も垣間見れました。

アラサー女性の理想は高くないけれど不調を抱える年頃なので、
アプローチとして始められる気楽さや、続けられるゆるさが重要になってくるのではないかと思われます。

こういった活動に、ご興味がある方、
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