私たちの眉毛体験記~垢抜けよりも自分に合うものを見つけたい~
コロナの外出制限も落ち着き数か月が経過しました。
身だしなみを整えて、外出されることも増えたのではないでしょうか。
とある調査によると、“垢抜ける”ために最も重要だと思うメイクパーツは、1位「目もと(46%)」、2位「眉(33%)」という結果に。
また、垢抜けている人と垢抜けることができていないと感じる人で「眉」への意識の差で最も大きい差が出ており、「眉」以外の項目では大きな差がなかったことから、垢抜けには「眉」の影響が大きいと感じる可能性があるという結果がでていました。
この結果を受けて、シルホド!若手メンバーで、眉毛×垢抜けについて
ディスカッションしてみました。
シルホド!若手メンバー紹介
①垢抜けは田舎っぽさからの脱却!眉毛はその第一歩
田舎っぽさの脱却という点で、思春期にまず眉毛をいじる人が多かったなと振り返って思いました。ただ、眉毛だけいい感じだからと言って、急に垢抜けるわけではないという意見も出ていました。
眉毛いじることは、「田舎っぽさ脱却第一歩」と感じました。
②垢抜けよりも、自分に合うものを見つけたい
”垢抜け”という言葉は少し、自分たちとは離れた存在なのではないかと感じました。田舎っぽさの脱却が垢抜けというニュアンスにつながるかと思いますが、”垢抜け”を調べている人はどのくらいいるのか調べてみたところ、Googleトレンドの検索ボリュームでは、”垢抜け”をストレートに検索する人は少ないことがわかりました。Iさんの話と同様に好んでそのまま検索に至っている人は少ないようです。
逆に、パーソナルカラーや骨格診断といった、自身の特徴を捉えるための診断のほうが検索数が多い傾向にあり、漠然と垢抜けたいよりも自身の悩みや合うものを探すための診断系などの検索のほうが活発に行われており関心が高い傾向にあるようです。
③できないことはプロにお任せ!自分に合う”心地の良いものさがし”の旅
自分が苦手なことや市販で解決できないものは、プロの手を借りるなど、自分に合うやり方を模索しているなと思いました。ほかの調査データで、女性の9割が眉毛のケアで失敗の経験があるとのことで、眉毛のケア・メイクは「自分では難しい」と感じている女性は多いのではないかと考えられます。
また、IさんはZ世代と言われる世代ですが、そのZ世代で眉毛サロンのニーズがあるという調査結果もでていました。
上記のようなニーズがある中で、眉毛サロンの利用も年々増加傾向にあるようです。価格の兼ね合いも見つつ、できないことはプロにお任せして、自分に合った心地のよい、眉毛ケア・メイクを模索しているように感じました。
④人生の切り替わり・環境の変化とともに移り変わるメイク
環境や人生の切り替えのタイミングで、眉毛サロンに行き始めたり、調整する人も多いんじゃないかと思いました。データを見たところ、就活時の女性で就活時のメイクを変える予定の人は、6割近くいました。
コロナ禍でメイクを変えた、という人も調査データで多く出ていたため、人生の切り替えや環境の変化でメイクを変えるというのが傾向としてありそうです。
また、別のデータでは、過去の社会・景気動向とメイクの関係からわかると資生堂さんが発表されており、こちらも環境の変化が関わって、その時の気持ちに合ったメイクになるのかなと感じました。
※上記と同じ題材で平成を切り取ったバージョンはこちらです。
まとめ
下記、眉毛に関連した4つの気づきを取り上げさせていただきました。メンバーの話を受けて、改めてデータと合わせてみたところ、女性たちは環境や時代によって、自分の心地の良いもの・合うものを選択していっているよう
に感じました。
垢抜けは田舎っぽさからの脱却!眉毛はその第一歩
垢抜けよりも、自分に合うものを見つけたい
できないことはプロにお任せ!自分に合う”心地の良いものさがし”の旅
人生の切り替わり・環境の変化とともに移り変わるメイク
話しているといろんな気づきがあり、ひとえに眉毛といっても、いろんなことが考えられるなと感じました。
このようにシルホド!では、自分たちの体験や生活者の観察を経て、データと紐づけて、ディカッションやワークなどを行っています。引き続き、こういったディスカッションなどで得た気づきを発信してまいります。
文:シルホド!note編集担当 佐藤A